エアクリーナー
エンジンの型式上キャブレターが目立つ位置にあるハーレーにとって、エアクリーナーはデザインを語るうえで重要なポイントになります。
ハーレー純正はリンカート時代のドライヤー型以降は丸型もしくはオーバル型になっています。
1340のショベルヘッドはハム缶などと呼ばれる角張ったデザインが採用されていましたが、不格好なうえに大きいため不人気でした。
またS&Sのティアドロップ型やSU用の丸型など、最近はエアクリーナーのカバー形状はさまざまなモノが登場していて、性能だけではなく見た目からハーレーのエアクリーナーをチョイスするのも魅力です。
キャブレターと関係のある吸気系パーツのひとつであるエアクリーナーの役割は、空気を濾してエンジンに提供する事です。
吸気パーツのエアクリーナーは、ハーレー現行インジェクションモデルや以前のキャブレターモデルの双方に取り付けられているパーツです。
エアクリーナーの役割はその名の通り空気を綺麗にすることです。
空気中に含まれるホコリやゴミなどを内部に取り付けられたエアフィルターで取り除き、綺麗な空気をキャブレター内部に送り込む役目を果たしています。
ドラッグレーサーなどでは高回転時にエアフィルターが抵抗となり、本来必要な空気をキャブレターに送り込めないことを防ぐためエアフィルターが取り付けられていない、オープンファンネルとなっています。
独創的なデザインで、クリアキンのエアクリーナーは、アメリカ本国でもブームを起こしています。
クリアキン エアクリーナーはそのクールなスタイルのみならず、性能面でも高い評価を得ています。
ストリートを走る我々はドラッグレーサーほどシビアに考える必要はありません。
しかし、ハーレーのキャブレターやマフラーに高性能なモノを選んだのであればエアクリーナーにもそれなりのモノを選ぶべきです。