メンテナンス

メンテナンス

ハーレーのキャブレターメンテナンスの始めの一歩はお掃除です。
ハーレーのキャブレターの汚れ落としは想像以上に大変です。

徹底的な洗浄を行いたいのならパーツをすべて分解して洗浄液に漬け込む方法が手っ取り早く確実ですが、軽度な汚れならばパーツをすべて分解しなくても洗浄は可能です。

複数となると分解以上に復元が大変になり、復元後の調整作業もメンテナンスビギナーにとってはかなりの大仕事となります。
キャブレターの汚れ具合やコンディションにもよりますが、まずはすべてを分解しないで取り外せるパーツのみを取り外し洗浄&パーツをチェックする作業から始めると良いでしょう。

ハーレーの不具合の状況によってメンテナンス内容も異なります。
吹けは良いがスロットルの操作性が悪い場合はスロットル系のメンテナンスが必要になり、逆に操作性は申し分ないが始動性が悪いとかアイドリングが安定しない場合は、スロー系を中心にしたメンテナンスが必要になります。

スロー系やメイン系の通路洗浄およびフロートバルブ周辺のチェック作業は、ハーレーのキャブ掃除の基本的作業内容です。
パーツをすべて分解しなくてもこの程度の分解で調子を取り戻す例は多いです。

まずはハーレーのキャブがどのような構造であるかに注目し、要所を洗浄することから始めましょう。