セッティング
ハーレー 吸気・排気・エンジン系は、トータルでのセッティングが望ましく、単独でパーツの交換を行っても、パワーが上がらなかったり、故障の原因となることがあります。
キャブレターのセッティング
走行後、エンジンの吹け上がり具合やスパークプラグの焼け具合を見る。
黒く湿っている:混合ガスが濃い
きつね色に焼けている:適切
白く焼けている:混合ガスが薄い
エアスクリュー
締め込むと低回転時の混合ガスが濃くなり、戻すと薄くなる。
スロージェット
走行中アクセルを全閉状態に戻し、その後アクセルを約1/4ほど開けてみる。
その時エンジンが失速してしまうようであれば番数を上げ、引っ掛かって回転が上がるようであれば番数を下げる。
スロットルバルブ
スロージェットの番数を上げてもアクセル開け始めで失速する場合は、スロットルバルブの番数(カッタウェイ)を下げる。
逆に引っ掛かって回転が上がる場合には番数を上げる。
ジェットニードル
アクセル開度1/4~1/2で、息つきを起こしてエンジンが失速したり、回転の上がりが悪い場合にセッティングする。
前者の時はニードルのクリップ位置を1~2段下げて混合ガスを濃くし、後者の場合はニードルのクリップ位置を1~2段上げて混合ガスを薄くする。
メインジェット
プラグの状態により、混合ガスが濃い場合は番数を下げてガソリン量を減らし、焼けている場合は番数を上げてガソリン量を増やす。